万宝商事、大連通達貨運有限公司と連携し、日中越境ECプラットフォーム構築へ

万宝商事株式会社は、中国・大連を拠点とする大連通達貨運有限公司(大连通达货运有限公司)との連携を進め、日本と中国を結ぶ越境ECプラットフォームの構築を目指します。

経済産業省が公表した「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」によると、2024年に中国および米国の消費者が日本の事業者から購入した越境ECの市場規模は、合計4兆2,350億円となり、前年比8.3%増加しました。このうち、中国の消費者による日本事業者からの購入額は2兆6,372億円で、前年比8.5%増となっています。

また、JETROの「世界貿易投資報告2025年版」では、2024年の世界の越境EC小売市場規模は5,210億ドルに達したとされています。市場拡大の一方で、多言語対応、海外決済、通関、国際輸送、在庫管理、返品対応など、事業者が解決すべき課題も多岐にわたります。今後は商品を掲載するだけでなく、販売から物流、通関、配送までを一体で支える仕組みが、越境ECの競争力を左右すると考えられます。

大連通達貨運有限公司は1993年に設立され、倉庫、輸送、通関、国際貨運代理、輸出入、越境ECなどの総合物流サービスを展開しています。公開情報では、中国税関のAEO高級認証を受けたAAAA級物流企業とされており、国際物流と通関の実務基盤を有しています。

万宝商事は、同社の物流・通関ネットワークと、当社が培ってきた日本国内の商品調達、事業開発、企業間連携の知見を組み合わせることで、日本企業の商品を中国市場へ届ける販売支援と、中国の商品を日本市場へ展開する流通支援の双方を視野に入れます。

構想する越境ECプラットフォームでは、商品登録、多言語情報発信、受発注、決済、在庫連携、国際輸送、通関、配送状況の可視化までを一貫して支援する体制を検討します。特に、越境ECへの参入に人員や専門知識を割きにくい中小企業でも利用しやすい仕組みを整え、日中双方の優れた商品と消費者をつなぐことを目指します。

今後は、対象商材、物流ルート、システム連携、法令・税務対応などについて両社で具体的な検討を進め、段階的なサービス展開を目指してまいります。

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