


2025年9月、万宝商事株式会社の社長一行は、東京ドームにて中国の大手パッケージング機器メーカーであるTECH-LONG社(テックロング)と会談し、今後の事業展開および業務連携の可能性について商談を行った。
今回の商談では、パッケージング分野を中心とした技術交流や新製品導入、そして日中間の産業協力の拡大について意見交換が行われ、両社は将来的なパートナーシップ構築に向けて前向きな姿勢を示した。
TECH-LONG社は、中国を代表する総合パッケージング機器メーカーであり、全国レベルのエンタープライズテクノロジーセンターを保有する国家ハイテク企業。飲料・食品業界をはじめ、軍事・造船分野にも及ぶ独立した製造能力を有している。
同社は研究開発と技術革新において顕著な成果を上げており、800件を超える独自特許(うち500件以上が認可済)を保有。その内訳には、国際特許1件、発明特許200件以上、実用新案特許300件以上が含まれる。
2012年には「飲料包装機器の全国・地方共同工学研究センター」および「ポスドク研究ステーション」を設立。これにより、産学連携による高度な研究体制を確立している。
さらに、以下のような革新的製品群を次々と開発してきた:
• RJMシリーズ自動ブロー成形機
• CPXXシリーズ自動高速PETボトルブロー成形機
• 自動軽量ボトルブロー成形・充填・キャッパー一体型機
• 高粘度流体充填一体型装置
また、中国国内で5つのハイテク製品を開発し、10の業界標準を独自に起草、13の国家標準の策定を主導するなど、業界発展におけるリーダー的存在でもある。
今回の会談を通じて、万宝商事株式会社はTECH-LONG社との協力体制を強化し、包装技術や製造設備分野における事業拡大を図るとともに、国際市場での競争力強化と新たなビジネス機会の創出を目指していく方針を示した。
万宝商事株式会社の社長は、「TECH-LONG社との商談を通じ、技術とビジョンの両面で多くの共感を得ました。今後の協力により、より持続的で革新的な事業展開を実現していきたい」とコメントしている。