



【瀋陽発】2025年5月24日、万宝商事株式会社の代表取締役が中国・瀋陽を訪れ、東洋大学法学部企業法学科の楠元純一郎教授と共に、日中両国の会社法に関する研究討論を行いました。
楠元教授は、商法、会社法、金融商品取引法、海商法を専門とし、支配株主の信認義務や取締役の善管注意義務、忠実義務、M&Aなどの分野で多くの研究業績を有しています 。また、桂林電子科技大学法学院や厦門大学法学院などで客員教授を務めるなど、国際的な学術交流にも積極的に取り組んでいます 。
今回の討論では、株主の権利保護、取締役の責任、企業統治の透明性向上など、現代企業が直面する課題について深く議論されました。万宝商事代表は、実務家の視点から企業法制の課題を提起し、学術的な知見と実務経験の融合が図られました。
このような国際的な学術交流は、日中両国の法制度の相互理解を深め、企業活動の円滑化に貢献するものと期待されています。今後も、両国の専門家による継続的な対話が望まれます。